最近
半自給自足生活
に対してようやく本腰を入れて始めた我が家。
すっごい今更感。(´;ω;`)
環境問題やその他ボランティア活動を始めたのが大学生になってから。
もう23年くらい前です。
それなのに今まで本腰を入れてエコな生活はして来ませんでした。
半自給自足生活はエコと密接な関係があり、そもそも本腰を入れて半自給自足生活をしていないっていうのはエコな生活も本腰を入れていないわけで。
今回はその理由を掘り下げながら
プチ田舎で半自給自足生活はできるのかできないのか
を考えてみたいと思います。
エコな生活はともかく、自給自足生活を目指しているって結構珍しいのですよねえ。
まあ、ブログを見ていただいている方はわかると思いまずが我が家も本当にまだ1/4程度しか半自給自足生活できてないと思いますが・・
(半自給自足が1/4ですから自給自足からは程遠い感じですね汗)
プチ田舎で半自給自足生活ってどう?できそう?という興味がある方、
なんでここまで半自給自足生活してこなかったの?
なんて気になるちょっと奇特な方は是非今回のブログを見ていってください。
半自給自足が心地よい暮らし?
そもそも
私が半自給自足生活を目指し始めたのはエコな生活、心地よい暮らしを追求しはじめたから。
それは大きくは、プチ田舎暮らしをする様になったというのがきっかけです。
プチ田舎のメリットデメリットについてのブログは暮らしてわかったプチ田舎暮らしのメリット・デメリットで詳しく紹介しています。
今まで自給自足はもちろん、エコな生活をして来なかったと言っても、もちろん学生時代からエコバックも水筒も使っていました。
しかし、エコバックはできるだけ利用もしていたけれど、忙しい時はビニール袋ももらってたしキッチンの生ゴミはそれに入れてました。
家庭菜園も趣味で行う程度。
そんなゆるーい感じのエコ生活と呼べるかどうかわからない生活が私の過去の状態。
今、自分の定規で自分を図ると真面目に環境問題に取り組んでなかったなと、思うくらいの
反省は山のように出てくる
感じ・・・。(汗
でもそれだけ余裕がなかったというのもあります。
気持ち的にもそうですが、お金的にも。
私自身は10代の早めに家を出て自活していたので、
(時折親が援助してくれていましたが基本毒親気味なので、仲が悪いのもあり実家に近寄らないというのが基本ベースでした(ー ー;))
生活するのに精一杯だった部分もあり、そこにボランティアも行っていたので、なんというか自分の生活までは見直して来なかった、半自給自足というより自立の方が先だったというのがあります。
余裕がないとできない自給自足生活
自給自足生活も、(半自給自足生活であっても)エコも余裕がないとできないんですよね。
特に気持ちに余裕がないとできないと思っています。
でも、人生半分くらい来て、
金銭的にも余裕が
(とてもあるわけではないけれど)
多少はあって、
生きて行く目処がついている
(これはとても大きい)
中で自分の心地よさというものを追求した時に行き着いたところがエコな生活、少しでも自給自足を目指していくという生活でした。
それは私にとっての心地よさは、私ができる範囲で
環境に優しい生活ができる=消費ばかりする生活ではない =少しでも自給自足が目指せる=半自給自足生活ができる
ということ。
このできる範囲で、「半」自給自足っていうのが曲者ではあるし甘えかなとも思ったりもします。
しかし、私だけかもしれませんが、環境負荷の前に
「自分の負荷」や「家族の負荷」
が高いと環境保全の活動やエコな活動は続かないと思ったりはしているので、その少しゆるい感じが私の心地よさにはなります。
人によってきっと心地よさというのは違うと思うのですが・・
私は家が整理されるだけでは満足できなくて。
(というほどまだ整理も終わってないのですが)
かといって厳しくはできないけれど、安心して暮らせてみんなにできるだけ優しいってところが
私にとっての心地よさ
だなと思ったんです。
でもできるだけ自給自足生活が持続していけば本当の自給自足生活にもどんどん近づいていく。
そんなわけで
心地よさを追求した結果
というのも半自給自足生活を真面目に取り組もうと思った理由でもあります。
半自給自足生活があまりできなかったもう一つの理由
自分が環境問題に取り組み始めた時に、半自給自足もエコ生活もそれほど進まなかったのは、その頃はまだ情報も少なかったというのもまた1つの要因です。
インターネットも今ほど発達しておらず身近でなく、例えばコンポスト1つとってもそう。
あまり売ってもいないし自作でやるにはどうすれば失敗ないかも今みたいに調べられない。
でも逆に言えば今は色々な情報がインターネットを調べればわかるので、エコ生活も半自給自足生活も自分次第なところがあります。
そう思うと便利な世の中になったなあと思います。
ただ、いまだに解決していないことも実は自分の中ではあったりします。
それは環境問題を大学で専門で私が学んだ時に吐き気がした様な話。
何かというと環境負荷の計算です。
本気でエコ生活を目指すなら環境負荷の問題をきちんと考えるべき
計算が難しいといえば一言なのだけれど、計算式とかそういうことではなくて、ここに環境問題の難しさがあると思ったんです。
例えば今プラスチック製の袋の配布がなくなっています。
ですが、代変商品の配布も、プラ製の負荷の低い、要はバージン材で作られていなければ意味がありません。
そうであった場合、計算は割と簡単だけれど、ここも業者任せなだけで本来のものと計算してみなければ意味がないわけです。
この計算が難しい。。
それは単にその材料だけではなくて、その工程に関わる、「生産機械」、細かくいえば そのものを運ぶ自動車や輸送機械の排気まで計算しなければ本当の意味での環境負荷はわからないんです。
つまり交換して、じゃあこれで大丈夫ですというのはなかなかいいづらい。
今まで海外で作っていたバージンプラ袋を再生プラで日本で作っていればまあ環境負荷は下がるかなあという感じだろうなっていう・・。
(さらに面倒なのは破棄の段階で、海外に輸出して環境汚染を起こしたりするので、ものっていうのは作られるところから出るところまで丁寧に考えないと何が優しいかはわかりにくいのです・・)
で、さらに当時うわーと思ったのは、これを紙に置き換えればいいという問題ではないということ。
皆さんご存知の様に紙は木材でできており、プラは石油です。
木材は木なのでCO2を吸収します。
紙が増えれば木は減るのでCO2削減から遠のきます。
また、資源だけで考えてもどちらが大切かとかは決められないわけで・・
さらに生産過程から、処分の段階、再生まで考えると非常にややこしくなってきて真剣に考えると何をどう使うのがいいのかわからなくなってきて生活が止まる・・
と言うのが当時の私。
それで細かく考えるのをやめてしまった。
思考の停止です。
自然のことを考えれば思考停止するべきではないんですがね。
この難しさについては未だに私の中で変わりません。
多少情報が得やすくなった分、計算、予想はしやすくはなっていますが例えば、プラスチックについて言えば一概に、良くないともいえないとも思っています。
物の選択で少しでもエコな生活を目指すということ
最近の悩みで言えば、我が家では子供が小さいのでガラス製品だとよく割ります。
それでも割れにくいものを探すようにしています。
詳しくは我が家で使っている丈夫な北欧食器、イッタラ・アラビア・ティーマなどで紹介しています。
そうするとそのたびにそれはリサイクルできるとはいえど、一旦燃やしてとかして。。というような二酸化炭素が生まれます。
もっといえばそれを回収しにくる車があって、それを製品にする過程があってその製品を市場に出す過程があって・・・と。
であるならば、プラスチックを利用したり割れにくいものを長く利用する方がいいかもしれないということも考えたりします。
相変わらず考え出すとここのループは抜け出せません。
でも、必要以上に物を消費しない、長く使うということでその辺の折り合いは多少つくかなと思っています。
おもちゃもそう。
子供にはできるだけ木のものなども与えていますが、私の幼少期のプラのおもちゃは子供に引き継がれ、未だに使っています。
我が家では私の小さい頃に使ったシルバニアファミリーやレゴは子供がまた使っています。
でもこれは次の世代に残したいなと思っています。
関連レゴデュプロとアンパンマンブロックを組み合わせて遊ぶおすすめの遊び方
そういうものであればいいのかもしれないと思うのです。
適切な量を長く大切に使う。
当たり前なのだけれど、これが大切なのかなと思っています。
自給自足生活は田舎で可能なのか
さて、本題の田舎であれば自給自足はできるのか
結論から言うと自給自足は「昔より可能」だと思っています。
特に半自給自足生活、半分くらいならいけるかなと言う風に思っています。
田舎の方が土地があって、っていうイメージではありますが、がっつり田舎まで行かなくてもプチ田舎で十分可能だし、当然都会よりは土地が多いので行いやすいです。
我が家はプチ田舎ですが
我が家のプチ田舎具合についてのブログ記事はプチ田舎暮らしで生活費は安く住めるのか。現実は?で詳しく紹介しています。
逆にホームセンターなどが身近にあるプチ田舎くらいの方が自給自足は取り組みやすいとも言えます。
我が家が行っている半自給自足とは
我が家で現在行っている半自給自足の部分は
・野菜などを作る。
・太陽光発電を行う。(常時設置ではないものです)
この2つですが情報がネット上にも多少あるので、取り掛かれました。
私の方でも少しまとめています。
関連家庭菜園で作りやすいおすすめ野菜
関連家庭用ソーラーパネル・ポータブル電源(蓄電池)を使った感想【我が家のプチ発電を支えるもの】
野菜作りはプチ田舎ならではで家には庭が裏にも表にもあるのでわざわざ畑を借りなくてもできます。
ただやはり量は限られますが。
実際に行っているエコな暮らしは
エコな暮らしの部分で言えば半自給自足とは少し違いますが
・庭に植える簡単コンポスト
・使い捨てプレの廃止
になりますがこの辺もなんとなくできているかなあというところ。
エコな問題で一見、自給自足とは違う様に思えますが消費量が減ると言うことは現金の持ち出しが減りますので自給自足への近道ではあります。
そう、半自給自足とエコな暮らしをガッツリするために真剣に考えると行き着くところは
「消費を小さくする」
ことになるんですがこれも少々難しくて、経済活動が小さくなるという問題があります。
具体的に半自給自足生活で困ることを言えばお金の収入が減るというところですね。
その分半自給自足で賄えてくるのでいいと言えばいいですが、心配がないかと言えば嘘になります。
まあこれが最初にいった気持ちに余裕がないと(ある意味お金にも通じていると思いますが)半自給自足生活、エコ生活はできないということだと思います。
動物や地球も生きているが私たちも生きている。
さらに面倒なことに貨幣というものがあるのでムズカシイ。
この辺も都会よりは田舎の方が支出面が安く済むので実現しやすいかなと。
ただ、環境問題の大きな対応は20年前とさほど変わってないと思うのですが、都会であっても家庭レベルで環境に配慮したもので気軽に手に入れられるものはここ数年でとても増えたと思います。
我が家が実際に使っている環境に優しいものなどは半自給自足も支えるサステナブルな暮らしで詳しくまとめています。
例えば我が家での脱使い捨てプラについて関して言えば、代わりにできる手軽に手に入る自然由来のものも増え、それを手に入れられる機会も情報量が増えた事で増えました。
さらに最近経済活動は個人レベルでは小さくできるようになってきていると思います。
今回のコロナとインターネットの普及で仕事の仕方も変わり皆さんもその辺は感じているのではないでしょうか?
私自身は元々そういう働き方が主だったのでコロナで働き方はさほど見直してはないですが、周囲がそうなったことにより私も言いやすくなった、簡単になったというのも実際あります。
どこにも行かなくても仕事ができたりする。
人の移動が減れば当然、その分の移動エネルギー
(物理でそんな言葉あったけれど・・苦笑)
は減るからとてもエコですよね。
そしてプチ田舎に引っ越してきて思ったのは経済活動が少なくなると要は今の価値で必要なお金が減るので難しいなと感じていた部分が、作物を育てるというところでも少し変換できるから経済活動は少なくできるなあと思っています。
半自給自足を目指して・私的心地よい暮らしまとめ
こんなところが我が家の半自給自足を目指してる過程だったりします。
我が家ではそれで、そこまで行けるなら電気も太陽パネルを使おうと思ったりして半自給自足生活を進めるために最近実験中ってところなのです。
詳しくは家庭用ソーラーパネル・ポータブル電源(蓄電池)を使った感想【我が家のプチ発電を支えるもの】で。
ま、まだまだ実験中なのでどこまで行けるかはわかりませんが。
でも最近、その発電をする関係と作物を作る関係でがっつり太陽と相談するのでそういう生活は好きだなあと思うのです。天気予報はもちろん、空をよく見るから。
そして大地も。
すごく健康的だなあって。
そんな風に好きだなあと思えれば続くかなと思う今日この頃です。
今日も発電、めっちゃしてます
心地よい暮らし
すすみます。
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