3月頃から7月までできる潮干狩り。
以前潮干狩りの持ち物などをブログ記事にしましたが
潮干狩りの持ち物についてはこちらのブログ記事【潮干狩り】いつから ?服装は?子供と大人の持ち物リストまでで詳しく紹介しています。
潮干狩りの楽しみはあさりをとることもそうですが、持って帰ってきたあさりを食べることも潮干狩りの楽しみの一つですよね。
でも、初めての時は潮干狩りで主に取れるあさりはどう持ち帰るのがいいのか。
せっかく潮干狩りでとったあさりを美味しく食べたいですよね。
そしてあさりを持って帰った後、あさりの砂抜き方法はどうするのがいいのか。
知らないとせっかく潮干狩りでとったあさりが美味しくいただけないことに。。
今回は潮干狩りでとったあさりの持ち帰り方から砂抜き方法、その後のあさりの保存などについて記事にしたいと思います。
これから潮干狩りに行く方はぜひ、潮干狩りからあさりを持ち帰る際、持ち帰った後の砂抜きや保存方法をぜひ参考されてください。
潮干狩りでとったあさりの持ち帰り方
せっかく潮干狩りで一生懸命にとったあさり。
あさりの持ち帰り方のコツをつかんで新鮮に持っていきたいものですよね。
順を追ってみてみましょう。
1:潮干狩りでとったあさりはしっかり洗う
潮干狩りでとったあさりは、潮干狩り場で、真水(または水道水)でしっかり洗います。
潮干狩りでとったあさりには腸炎ビブリオ菌等の雑菌が多くついているので強めにゴリゴリこりながら洗うようにしましょう。
この時に、死んだあさりが混じってないか簡単にみながら洗うのがポイントです。
死んだあさりが入っていると他のアサリもダメになりやすいからです。
貝を擦ってきちんと閉じれば大丈夫です。
潮干狩りのあさりだと時折貝がからで中に砂だけなんてこともあります。
海水の方がいいというのも見かけますが潮干狩り場の方にも聞いたところ真水でしっかり洗った方が口がしっかり締まり、鮮度が保たれるということでした。
2:あさりを網などの袋に入れて新聞紙で包む
その後あさりを新聞紙に包みます。
あさりをそのまま新聞紙で包むのは水で新聞紙が結構難しいので、網などの袋に入れてから濡れた新聞紙で包むのがおすすめです。
我が家ではそれをさらに袋などに入れ、保冷袋に入れています。
海水に入れていくと逆に海水がダメになりあさりが痛むので海水で持ち帰る方法はおすすめしません。
家が近ければそれでもいいと思いますが・・・。
3:保冷剤とあさりは直接当たらないように
2で記載したように新聞紙であさりを包んで、さらに袋いれば大体大丈夫ですがあさりは冷やしすぎてもダメになります。
20度程度に保てるのがベストです。
そのため、保冷剤とあさりは直接当たらないようにしましょう。
また、保冷剤は匂いがうつったりするのでケーキ屋さんなどでもらう使い捨てのものがおすすめです。
なければ前日にペットボトルに水を入れて凍らせていくのもありだと思います。
4:あさりの持ち帰りの容器はクーラーボックスか保冷袋に
あさりは揺れるとあさり同士が当たってストレスがかかるのでできるだけ揺れないようにした方がいいです。
電車であれば持ち運ぶのにクーラーボックスに入れるのがおすすめです。
車であればバケツや保冷袋で大丈夫です。
100円ショップにもクーラーボックスなどは売っています。
100均で買うとおすすめなものはこちらのブログ記事節約マニアがおすすめする100均で買わない方がいいもの、100均で買った方がいいもので紹介しています。
あさりの砂抜き用に海水を持って帰る人もいますが、
(持ち帰り用が売っていたり、水道から海水が出る場合はいいですがペットボトルに入れて持って帰るのはあまりおすすめできません)
我が家は洗ってからまたきれいではない海水に入れるのは嫌なので水道水に塩を入れて砂抜きをしています。
それでも十分にあさりの砂抜きはできるので海水については無理して持って帰らなくても大丈夫です。
潮干狩りのあさりの砂抜き方法
あさりの砂抜きの時間はどのくらいがベストなのでしょうか?
潮干狩りのあさりの砂抜きの時間ですが5時間程度行うのがおすすめです。
潮干狩りのあさりの砂抜きが1時間程度でできるという人もいますが、何度か行ってみていますが経験上、潮干狩りのあさりの砂抜きは3時間以上は行った方がいいと思います。
我が家は夕方帰ってきて朝まで行っています。
スーパーなどで買ってくるあさりの砂抜きは1時間で十分だと思いますが、スーパーのあさりは砂抜きが必要と書いてあっても多少砂が抜けている状態です。
潮干狩りのあさりは砂をたくさん含んでいて、1時間だととてもじゃないけれど美味しくいただけません。
しっかり砂抜きしましょう。
潮干狩りのあさりの塩抜き方法もしっかり押さえておきましょう。
1:持ち帰ったあさりを丁寧に洗う
持ち帰ったあさりは丁寧に流水で洗います。
ゴリゴリとあさり同士を手で持てる量を持って洗っていきます。
一度持ち帰る時に洗っていると思いますが、潮干狩り場では、それほどきれいに洗えないのでもう一度きれいに洗うのがおすすめ。
持ち帰る前にも確認していますがここで完全に生きていないあさりは取り除いてください。
また、あさりには食中毒の原因になる雑菌が含まれているので外か、お風呂場で洗うようにしましょう。
あさりをキッチンで洗って少しでも残っていると雑菌が増殖して食中毒になります。
2:3%濃度の食塩水を作り、平らな入れ物に入れる。
あさりの砂抜きは3%濃度の食塩水で行います。
200mlの水に小さじ1杯の塩でできます。
食塩水はあさりの頭が少し出る程度。
バットなど平らなものに入れましょう。
潮干狩りだとたくさん持ち帰ることがあると思いますができるだけ重ならない方がいいです。
下のあさりが上のあさりの重みで開かず、砂抜きされないからです。
ただ、そうは言っても大量に持って帰ることがあると思うので我が家では3時間で一度水を入れ替え下にあったあさりを上に持ってきてということも行っています。
こんな感じに
それでも十分あさりの砂抜けはできます。
その後上に新聞紙などを被せて暗くすれば、あさりの砂抜きができます。
我が家はお風呂場など暗めの場所に置いたりしています。
3:3時間程度後にもう一度1と2を行う。
2で終わらせても大丈夫ですが、3のこの作業を行うだけで全く違います。
暑くなければ大丈夫ですが2の食塩水を暑い日に3時間以上置いておくとかなり水が緩くなり、雑菌も増えるのでこの作業を行うのがおすすめです。
ちなみに、我が家では気温が落ち着くのもあり、潮干狩りから帰ってきた4時頃から翌朝まで砂抜きを行いますが、これをずっとしていてもまた逆にあさりが痛みますので最大でも行うのはその程度というイメージです。
さらに、潮干狩りで取ったあさりは、海水を含んでいるため塩抜きも必要です。
砂抜きをしたあさりを塩水から出し、ざるに入れて、常温で1時間放置して塩抜きをしましょう。
潮干狩りのあさりの砂抜きは結構時間がかかるんですよね。
その夜、どうしても食べたい時だけ我が家では、1時間半バットに全てのあさりが平な状態におき砂抜きをして、さらに時短でできると言われている方法を行っています。
あさりの砂抜きの時短方法 約50度のお湯(温度計がなければ沸騰したお湯と同量のお水を入れれば大体50度です)にあさりがギリギリつかる程度10分おくと砂抜きできると言われています。 ただ、実際には気休め程度のように思います。
まあそれでもやはり4時間おいたものよりはじゃり感が残ります。
ただ、鮮度はめっちゃいいので美味しいですけどね・・。
じゃり感を完全に取りたい場合はやはりきちんと砂抜きを行うのがおすすめです。
潮干狩りのあさりの保存方法は
潮干狩りのあさりは冷凍保存がおすすめ
潮干狩りのあさりは海水と同じ状態ならば1〜2日保存も可能です。
しかし、時間が経てば経つほどあさりが弱ってくるので、直ぐに食べるあさり以外は砂抜きと塩抜き後、冷凍保存するのがおすすめです。
調理する前の状態のあさりをできるだけ真空にした袋などに入れて冷凍すれば1ヶ月は持ちます。
ただ、せっかくなので3週間程度で食べ切った方が美味しくいただけます。
調理をする場合は冷凍のまま調理しないと貝が開きませんのであさりを解凍せず調理しましょう。
潮干狩りでとったあさりの砂抜きと保存、持ち帰り方などについてまとめ
潮干狩り。
新鮮にあさりを持ち帰れれば、潮干狩りで楽しむだけでなく後からも美味しくいただけ2度楽しめます。
潮干狩りを楽しんで、ぜひ、あさりも美味しく食べてください。
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