我が家の子供は3歳。
アメブロの方には書いているのでお読みいただいている方はご存知な方が多いと思いますが、生まれて半年もたたないうちに実家の母の認知症が発覚し、我が家は急遽ダブルケアを両立するに。
※ダブルケアとは育児と介護の両方を行うことを言います。
主に現在ダブルケアは未就学児の育児対象者を呼ぶことが多く、ダブルケアを行う人数が年々増えています。
ダブルケアは未就学児を対象とすることが多いですが、未就学児どころか、乳児の育児の最中に介護のスタートが重なるという本当にてんてこまいでした。
ただでもまだ子育てに手間がかかる時期、というか子育て始まったばっかりだったのでまさかのダブルケアをどう両立させるかで本当に頭を抱えました。
そうは言っても、育児も介護も毎日のことで立ち止まってもいられないので両立のために手当たり次第、いろいろできることをしていきました。
今は高齢出産の人も増えているのでいわゆるダブルケアと呼ばれる介護と育児が重なってしまい両立させなければいけないという人も多いのではないでしょうか?
でもダブルケアをする人が増えているとはいえ、増えてきたのは最近なので多くの人が今まさにという感じだと思います。
そんな経験を踏まえて今回のブログでは、介護と育児のダブルケアを両立するために我が家が行ったことについてお話ししたいと思います。
介護と育児、そしてダブルケアを両立させるは前もっていろいろと情報を知っているだけでもだいぶ違います。
我が家でも先に知っていれば・・と思うことも多々ありました。
育児と介護とダブルケアを両立しなければいけない可能性がある方、ダブルケアを両立することになった方はぜひ参考にされてみてください。
1:ダブルケア両立は行政サービスを使い倒す
ダブルケアの両立の基本、育児も介護もまずは支援サービスについて調べること
育児と介護のダブルケアを両立させるためにまずした事はとにかく
行政の支援サービスをフル活用
をすることでした。
もともと我が家は私も主人も子育てについて家族に頼りにくい環境で
(私は親が毒親気味、主人は実家が遠方)
子育ては2人で頑張るしかないのはわかっていたので介護の件が発覚する出産前から、かなりどう行政の支援サービスを使い倒すかを調べていました。
保育園をはじめとして、それこそ2人が倒れてしまったら児相に動いてもらうことも視野に入れながら調べていました。
ただそれは出産で入院した際に病院で
児相に頼るとなかなか子供に会えなくなる
というデメリットも聞いて頭から選択肢としてほとんどなくなりましたが。
この時は育児についてのみでありましたが
早く動いてたのはよかった
なと、今だに思います。
子供が生まれてからはあまり動けないと思っていたので早く動いていたのですがこれが功を奏しました。
介護と育児を両方、ダブルケアを両立させなければいけない可能性がある人は、時間のあるときに
介護や育児についての行政サービスがどういう物があるのか情報収集しておく
まずはこのことをおすすめします。
自治体によって、市民同士で支援し合うファミリーサポートが整っていたり、育児も介護もそれぞれ受けられる支援サービスが異なります。
また民間支援サービスも使える場所も限られていたりするので、ダブルケアで育児と介護を両立するために
(我が家は未だ利用したことはありませんが、シッターさんも来れる範囲などがあったりします)
まずは自分が住んでいる地域で受けられる支援サービスなどを調べることをおすすめします。
我が家は調べてあったおかげで私の仕事もあったので、育児については10月からはすぐに保育園を利用するようにもなりました。
(悩みましたがフリーランスは産休があってない様なものでして・・)
保活についてのブログ記事はこちらの保活はいつから?プチ田舎の保活事情を
2:ダウブルケアで実際に利用している支援サービス
介護ヘルパーと産後のヘルパーを共に利用
とはいえど、介護については予想しておらず、子供が生まれて4ヶ月目に母親の認知症が発覚したので、そこから母親についてはとにかく行政の支援サービスを使って両立すべく調べました。
まず介護の支援サービスで利用したのが
ヘルパーの支援サービス
でした。
ようやくこれが軌道に乗ってきて今は何とか回るようになりました。
実は介護だけではなく、我が家では育児で
出産後1ヶ月はヘルパーさんの支援サービスを利用
していました。
でも育児で利用したのは民間の支援サービス。
行政の支援サービスが私たちの住む地域ではなかったためです。
子供の送り迎えとかだとあるようなのですが・・。
結局、生協さんの支援サービスを利用しました。
しかもこの支援サービスを利用するために出産前に面談を入れました。
そして出産後2週間は週2回きてもらいました。
そのあとは週1回。
使わないこともあり得るなと思っていましたが、当時夫も育休も取っていませんでした。
そしてワンオペだったので出産後のヘルパーの支援サービスを利用したのは1ヶ月程度でしたが申し込んでおいてよかったと思いました。
それでも実はその後体を壊しまして8月、夫には結局、育児休暇をとってもらったりもしました。
会社では初めての取得だったので取得には自分たちでハローワークに通ったりもしました。
そんなわけで今まで利用している(いた)行政の支援サービスは、ヘルパー(介護と育児)と育休そして保育園の3つ。
(育児は民間支援サービス)
我が家がこれらの行政の支援サービスを利用するまでに行政の市役所などにつながっています。
これって
意外に大事
です。
介護と育児、ダブルケアの両立で両方に関わってみてわかったのは両方とも民間の支援サービスはもちろん、そこそこ行政の支援サービスがあること。
ただ生まれてすぐと、介護が始まってすぐは共になかなか大変だと思います。
子供が生まれてすぐは
6ヶ月位になるまで預けられるところがとても少ない
ので家に来てもらうヘルパーさんなどで賄うしかないし、
認知症ってわかってから介護保険が降りるまで少なくとも1ヵ月はかかる
のでそれまでが
(申し出れば前倒しで使えるらしいですが)
支援サービス、ヘルパーが使いにくいということ。
それでも子供については出産時期がわかっていたので、比較的子供の少ない地域だったこともあり対応がどこまで可能なのか不安だったので市役所に連絡をし相談しました。
頼るところが身内で少ないことを説明したところ保健師さんを前もって紹介してくれました。
それは書いたように万が一私たち親がが倒れたら保護施設に入れることも念頭に入れての相談でしたが…
保護施設については後にどうかなと思いましたがそれでも子供を出産したときの病院では頼る親戚が少ない親はそこまで考えるべきだと思うと助産師さんに褒められたりもしました。
質問、相談できる人がいる!
わからないことを聞ける。
始めての育児、介護、これだけでも全然違います!
育児については保健師さんとの相性もありますが本当に問題があれば変えてもらえることもあると思うので頼ってみるべきだと思います。
私の地域は子供が少ないのであまり育児の支援サービスが充実していませんが、それでも出産まで保健師さんが2、3回来てくれいろいろな相談に乗ってくれて調べたりしてくれたのは助かりました。
先ほど記載した比較的安め民間のヘルパーの支援サービスも保健師さんが調べてくれて分かった一つでした。
保健師さんが教えてくれる情報の幅はネットで調べるより断然多い
です。
また、出産後のよくわからないことは何かと保健師さんに教えて貰いました。
おかげで1人で悩むと言う事はなかったです。
親の介護が、特に母親の介護が認知症で入ってしまうと、母親に何かを聞いたりすることもできないので、育児で質問できる人がいるというのも助かります。
行政の支援サービスは今まで使う事はそんなになかったけれど税金も払ってるんだしこういうところでプロの支援の手を借りると言うのはありだと思います。
3:ダブルケアを両立させるためのケアマネージャーの選択
両立のためにも介護のケアマネージャーさんの選択
こうした行政の支援サービスにつながるにあたり、育児は保健師さんが基本になりますが、介護はケアマネージャーさんが基本になってきます。
何をするにもケアマネージャーを通す感じ。
実は我が家は実際にいろいろ手続きに入る前にケアマネージャーさんを変更しています。
兄が最初に頼もうとしていたケアマネージャーさんは横柄だよと兄が言っていたようにどうも「してあげる」感が大きい方でした。
慣れない中で行う作業なのでこちらが感じただけかもしれませんが。
相性は大切です。
結局、我が家の急いでいるスピードに間に合わなかったのもあり
(ちょうどお盆を長く取られてて、身動きが取れなかったのです)
友人が務めているところの別部門に介護部門があったのを思い出し、連絡をしお願いをして別のケアマネージャーに繋いでもらったんです。
そんなわけでケアマネージャーさんは支援サービスに入る前に我が家は変更になっています。
ケアマネージャーは選択出来る
んです。
知ってました?
そもそも会社も選べるっていう。
そういうこと知らない方って多いのではないでしょうか?
介護が必要となる時というのは意外に急になることも多く、選択肢がない物だと思って進んでしまったりもしますよね。
なんか公的に近いのもあるので、選択できるなんて私もそんなイメージなかったです。
これは本当にありがたかったです。
ただでもダブルケアでストレスの多い急なことも多く、そして介護と育児の両立。
実際にあってとてもいい人だったし、最初に紹介された時も人づてでも、人柄がわかり安心できました。
また人柄だけではなくて仕事も非常にできる方で、事情が事情だからとかなりのスピードで手続きを進めてくれました。
これはお願いをしたケアマネさんが
ヘルパーの事業所を持っている会社のケアマネさん
だったからもあります。
これも介護をし始めて分かったことですがヘルパーの支援サービスの事業所を持っているところのケアマネさんはとてもいいです。
ヘルパーの支援サービスの事業所がないと外に頼みに出すのでその分動きが遅くなるのです。
同じ会社内で働いているので割と話がつながっているし
(それでもヘルパーまで伝わらないことがあるのでこれが別だと大変だなぁと思います)
とにかく最初の手続きがスムーズでした。
ちなみにヘルパーさんが介護保険で入る前は2回ほど普通の何度か入って貰ったことのある家事代行サービスをお願いしました。
高いけれどその辺も調べてあると最悪の困った時に便利です。
4:介護と育児のダブルケアを両立させたおすすめなもの
見守りテレビ電話などその他、介護でおすすめなもの
母の認知症がわかった当時はそれこそ毎週通っていた実家・・・育児も抱えた我が家。
ダブルケアの両立でストレスマックスでわたしは崩壊するかと思いました。
というのも、ちょいちょいnoteやアメブロではふれていますが、父はまだ現役で働き、元々家庭を大切にしない人。
母もそういったこともあり子育てがうまくできなかった人だなあと思ってます。
人にはそれって毒親だよと言われ初めてなるほどーと思うほど。
そんな実家なので私もできれば関わりたくない。
そんなわたしが頻繁に実家に行くようになり、しかもいろいろ対処をするので本当にストレスでした。
でも悩んでやっぱり自分が最後に後悔しない程度にはと考えました。
途中で兄が父と喧嘩して放り出したのもあり、やむなくもというのもありますが。。
ただ育児もがっつりあるので安定してきてからはこちらで見守りにしています。
見守りテレビ電話パルモ
今はこれの後継機を使っています。
介護始めてまだ3年ですが大切なのは
適度に人と支援サービスに頼ること
です。
そして、色々本を読んだり調べたりした時も思いましたが
仕事はやめないほうがいい
と思います。
引き取って私が母の面倒を見る方が楽かなとも思ったのですがやめました。
一時的にはその方が安心だし楽かと思います。
でも踏み止まりました。
色々な人のアドバイスを聞いて育児と介護のダブルケアを両立させるには
出来るだけ互いの生活を変えずに進めること
かもしれないと思ったからです。
私は母に「あなたがいなければ違う人生が歩めてた」と言われて育ったので育児のために仕事をやめないと決めていたのですが介護でも同じ面があるように思います。
成長が見られるわけでもなく仕事を辞めると本当に煮詰まっていくしお金の問題がかなりのしかかってくると思いました。
今のところの結論ではあり、うちは実家は比較的お金があるのでその面で可能な部分もあるとは思うのでこれが皆さんに当てはまるアドバイスかはわかりませんが。
とりあえず私が介護と育児の両立のためにしたことは
・適度に介護と育児の支援サービスと人に頼る
そのために
・見守りシステムを導入
・ケアマネにつながる
でした。
何かの参考になれば。。
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