色々家の壁や床などを自分たちでDIYリフォームしてきている我が家。
以前、こちらのブログ記事、床のリフォームを自分たちで行った話でしましたが、我が家で少し前に和室の壁を漆喰で塗り替えるリフォームもDIYしました。
でも実は壁を漆喰で塗り替えるリフォームのDIYは2回目。
1回目の壁のリフォームは一戸建てのメンテナンス費用などのブログ記事でちろっと触れたように1階の床の張り替え後、自分たちでDIYで壁を漆喰で塗り替えています。
今回は2階の6畳の和室の壁を自分たちで漆喰で塗り替えてDIYリフォームをすることにしました。
壁の塗り替え、DIYリフォームで気になるのは
壁を漆喰で塗り替えるリフォームって、自分たちで簡単にDIYできるのか?
ということだと思います。
結論から言ってしまえば、壁を漆喰で塗り替えるリフォームは,自分たちですることはできます!
作る系のDIYよりノコギリも何もいらないので女性でも簡単です。
が、やっぱり自分たちでDIYで壁を漆喰で塗り替えてリフォームを行うのには注意することなどがあります。
今回のブログ記事では我が家で自分たちで行った和室の壁の漆喰での塗り替え方法から費用まで、壁のDIYリフォームについてガッツリご紹介したいと思います。
壁を漆喰で塗り替えるリフォームってどうやるのがいい?
漆喰壁のDIY費用はどのくらい?
費用をかけないで準備できる道具は?
など壁を自分でDIYリフォームしようと思っている人はぜひ参考にされてみてください。
そのほか、中古一軒家のメンテナンス費用などについてのブログ記事についてはこちら【実録!】中古物件購入時の注意点、メンテナンス費用とは|屋根リフォーム 費用などで詳しく紹介していますので気になる方はcheck!
漆喰壁のリフォームは自分でできる
自分でするメリット
自分ですると費用は低めに納められます。
また、DIY好きの人であれば楽しめるというのがメリットです。
特に今回ご紹介する漆喰壁だと子供も気にせず楽しめるので一つの行事ごと、思い出になると思います。
自分でするデメリット
自分で行うとやはり業者さんよりは出来栄えが落ちます。
時間がかかるのでDIY好きでないとその時間がデメリットと言えるでしょう。
また料金も頼む分上がるのでそれもデメリットでしょう。
自分たちでやったので料金が3万5千円程度で済みましたが、おそらく倍以上はいくかなと(我が家では見積もりを取らなかったのでわからないのですが)。
おかげでお休みは思い出もでき、別の思い出作りにもいくことができました。
和室を漆喰壁に塗り替えしたわけ
我が家が壁の塗り替えリフォームを自分たちですることにしたのは、以前台風の記事で記載しましたが我が家は一昨年2階の和室から雨漏りを起こしたからです。
その時に1階の6畳和室の天井は、ひどいことになってしまったので大急ぎで業者にお願いをして
(それでも台風でなかなか手配できなかったのですが)
修理をし、その時に壁の塗り替えを漆喰を使って、自分たちでDIYリフォームしました。
が、元々は2階の和室から雨漏りをしたので、2階の和室の壁も少々被害にあっていたのです。
で、やめてくれればいいのに夫がどれどれと
(なぜそういうことをするのか本当に不明なのですが)
少しはがれ気味だった和室の壁紙をバーっと引っ張ったのがきっかけでこんな状態で放置される羽目に・・
この状態で壁紙を放置すること2ヶ月。
来月は子供の七五三で義母もくるということで慌てて、壁を漆喰壁に塗り替えるリフォームを自分たちでDIYすることにしたのです。
漆喰にしたのは実は我が家はそれ以外にもポツポツ壁紙の一部をDIYで修理したりしていたんです。
(悪戯書きなどで)
で、ポツポツDIYで壁の修理する中で壁紙の張り替えは素人では難しいと感じていたんですね。
壁紙の張り替えをやったことがある方はわかると思いますが、壁紙の張り替えは空気が入ってしまうんですよね。
この壁紙に空気を入れないのが結構技術が必要なんです。
もちろん壁の塗り替えも難しいのですが、1階で試してみた結果、漆喰だと味のある小料理屋さん程度で済みますし
(とわたしが思うだけかもしれませんが)
以前1階の和室の6畳の壁を漆喰壁に塗り替えしたことがあったことから、2階の6畳の和室も壁紙の張り替えではなく、漆喰壁への塗り替えで自分たちでDIYリフォームすることにしました。
壁の塗り替えを漆喰で行う材料・費用は
我が家では漆喰うまくヌレールというものを利用しました。
我が家が漆喰壁リフォームで利用した材料
漆喰壁でリフォームすることを決めていたものの、ただ、1点、漆喰で壁の塗り替えを行うことに気になってたことがありました。
実は以前1階の6畳和室のDIYで壁に漆喰を塗った際に、最初に壁に全面塗る作業が、壁の下塗りから始まって何度もあるのが面倒だなあと思ったんです。
しかし、今回はその漆喰の壁の下塗りの問題も解決!
というのも知らなかったのですが壁の下塗りが不必要な漆喰もあるそうで
(どのくらいの漆喰壁がそうなのかは専門家ではないのでわからないのですが)
我が家が今回使った漆喰うまーくヌレールという商品は多くの材質の壁で下塗りが必要ないのです!
我が家はこの漆喰うまーくヌレールという壁材はホームセンターで購入しました。
楽天市場では壁材、漆喰うまーくヌレールはこちらで取り扱いがあります。
ちなみにホームセンターでもほぼ同じ値段でした^^;
なので材料はこれだけです。
かかった費用
我が家でかかった壁の塗り替えにおけるDIYリフォームの費用は3万4千円程度。(和室6畳の部屋)
うち、多くの費用は漆喰壁材の費用です。
この漆喰うまーくぬれーるの18キロ缶を2つ、小さい5キロのものを1つ購入しました。
リフォーム費用については少しするなあという印象でしょうか。
漆喰うまーくヌレールのデメリットなのですが、以前利用した漆喰壁の材料より費用が高いように思いました。
ただ、漆喰壁は「呼吸する壁」といわれるほど、湿度調整をしてくれカビやダニの発生を抑えるメリットがあると元々いわれてましたが、最近ではウィルス対策にも効くのではないかともいわれているんですね。
その関係で、漆喰壁は新型コロナの流行時から見直されてきていて、漆喰壁材自身が少し品薄気味で、費用が高めになっている感じがしました。
なので費用に差があると言っても数千円の様子。
楽天のこちらの漆喰壁の壁材も良さそうではありますが・・。
また漆喰うまーくヌレールは費用は確かにしますが、漆喰うまーくヌレールは蓋をきちんと閉めておけばずっと使えます。
そのため壁を少し補修したい際に置いておけるので無駄がない、再度漆喰を買う必要がないという点で費用面のコストは下がってくると思います。
しかし、後で記載しますが、壁紙をはいで漆喰の2度塗りをするため、壁の塗り替えを業者に頼んでも2日かかるので、壁のリフォームでは少なくても費用が10万はかかるだろうと推察できます。
(おそらくもっとかかる気がします)
なので、自分たちで壁の塗り替えDIYリフォームを行った方が壁のリフォームは費用は安く済むと思いました。
うまーくヌレールメリット
今回は我が家で壁の塗り替えに使用した、この壁材、漆喰うまーくヌレールについてのメリットデメリットについても、お話ししたいと思います。
そもそも漆喰壁のメリットとして、漆喰壁は塗り替え後の壁の修理が簡単ということがあります。
というのも壁紙クロスだと子供のいたずらで落書きなどをされた際に、汚れを落とすことができないと壁の全面を張り替えない限り、綺麗には修理できません。
しかし、漆喰壁は痛んだ壁の一部分だけ塗り替えを行い、壁を修理することが可能なんです。
我が家では和室以外の一部壁の修理で、壁紙の張り替えなども行ってみたのですが、壁紙の一部の張り替えというのはだいぶみっともない感じになってしまうんですよね。
漆喰壁なら直したい壁に上から、漆喰を塗れば綺麗な壁になるので手間もさほどかかりません。
また、壁紙と比べて壁の小さな部分を塗り替えて修理したりしても、わかりにくいのが漆喰壁のメリットだと思います。
和室以外だと、壁紙の方がいいということもあると思いますが、和室ならば漆喰壁の塗り替えでのDIYが断然おすすめです。
この漆喰うまーくヌレールを購入する際に色々売り場の人に聞いたのですが、この漆喰うまーくヌレールという壁材は普通の昔からの壁の下地であれば下塗りはいらないという話でした。
これは漆喰壁の塗りかえで大きなメリットだと思います。
下塗りをするのも壁全部となるとかなりの手間ですし、お金もその分かかるので壁の下塗りをする作業がないのは漆喰壁の塗り替えリフォームの、費用的にも労力的にもメリットです。
確かにこの漆喰うまーくヌレールの発売元の日本プラスターのホームページでも下地の表が記載されています。
それは多くの家の壁で使われているものなので、ほとんどの家が壁の下地を塗らないで、漆喰で壁の塗り替えの作業ができるのではないでしょうか。
またこちらの壁材、漆喰うまーくヌレールの大きなメリットは、練ったり揉んだりする手間は必要なく、フタを開けて、すぐに壁の塗り替えができるということです。
以前1階の6畳和室の壁のリフォームDIYで使った漆喰とは、その辺が違って便利だなあと思いました。
うまーくヌレールデメリット
デメリットとしてあげるとしたら、漆喰壁でよくあるひび割れ問題はもちろんこの漆喰うまーくヌレールでもありました。
しかし、先ほど記載したように漆喰うまーくヌレールはきちんと蓋をしておけば保管しておいておけるので、のちに漆喰壁をそれで修理することで費用面も含めて賄えると思います。
また、漆喰うまーくヌレールは2度塗りが必要なのですがその辺をきちんと行うと、壁のひび割れについては前のものより気にならなそうという印象でした。
セルフリフォームDIY
壁を塗り替える作業①壁材を剥がす作業からスタート
そんなわけで、実際に壁の塗り替えDIYリフォームを自分たちでどのように行っていったかを説明していきたいと思います。
まずは壁紙を剥がす作業を行うために養生をしました。
何事も準備8割というくらい、壁の塗り替えDIY作業はこの養生を結構丁寧に行った方がいいと思います。
特にブルーシートを貼る端の方は畳と木材などの間に、壁紙を剥がした際にゴミなどが入らないように養生テープで貼った上にブルーシートを全面に貼りました。
これは後の壁材を塗る作業でも、「丁寧にやっておいて良かったな」と思う一つです。
壁紙を剥がすのもそうですが壁を塗りかえるのもDIYだと結構細かいものが出るからです。
養生をしてブルーシートを引き終えたら壁紙を引き剥がす作業に取り掛かります。
これが地味に面倒で、下の写真のように壁紙が少し残ってしまうんですね。
この残った壁紙をヘラなどで取り除く作業をしました。
2階も6畳の和室部屋ですが、この壁紙を剥がす作業が丸一日かかり結構大変。
壁紙以外のゴミも大量に出て、埃も体に良くないと思ったので片付けながらの作業だったのでそのせいもあると思います。
が、おそらくみんなそれくらいかかるかなという感じ。
ちなみにこの漆喰うまーくヌレールは壁紙クロスの上からも漆喰をぬれるということだったのですが、壁紙クロスがはげてきたら漆喰壁が一緒にとれそうな気もして心配だったので、我が家は壁紙を全部剥がしてから漆喰を塗ることにしました。
セルフリフォームDIY
壁を塗り替える作業①漆喰で壁の塗り替え
壁紙を全て剥がせたらようやく漆喰うまーくヌレールの登場ですが、その前にここでも養生をします。
壁材がついてはいけない壁の端にマスキングテープを貼っていくのです。
壁にマスキングテープを貼り終えたらガツガツ漆喰をとって塗って壁にいきます。
このお玉は前回1階の6畳和室の壁の塗り替えの際に残しておいたものです。
なければないで対応できなくもないですが、家にあるいらないお玉や大きいスプーン、百円ショップのおたまでもいいですがあると便利だと思います。
子供も漆喰壁のリフォームに参加。
雰囲気一丁前です笑
おかげで出来上がりここだけだいぶ壁が厚いですが、思い出作りな感じ。
ちなみに子供には段ボールを渡しましたが、何か漆喰を載せられる板などが必要です。
我が家は四角いクッキーの空き缶の蓋を再利用しました^^
2つ、自分たちで壁のリフォームを漆喰で行うにあたり注意点、コツがあります。
あくまで漆喰うまーくヌレールでの壁の塗り替え時の作業注意点ではありますが、以前他の漆喰壁の材料で1階の和室の塗替えを行った際も同じだったのでこの点は一緒かと思います。
それは、1回目は漆喰を壁に薄めに塗ることと、最初は目につきにくい壁からスタートすることが壁の塗り替えを自分たちでDIYするコツだと思います。笑
漆喰を薄めに壁に塗るのは分かっていてもなかなか、最初の方は慣れないので漆喰をうまく薄く壁に塗れないんですよね。
薄めに壁に漆喰を塗った方が漆喰壁の出来も最終的に結構きれいにできるのですが、それが作業が慣れてきた頃にできるようになるので、後で作業した場所の漆喰壁の方が仕上がりがきれいにできるということがおきます。
なので、作業としては壁であまり目立たないところから練習がてら、壁の塗り替えを始めるのがおすすめです。
壁の塗り替えの一回目から3時間程度で乾くということでしたが、壁を1周するのに1日がかりなので結局二回目は翌日からということになりました。
ちなみにこれ、後から思ったのですが壁の塗り替えは長期休暇の時がおすすめです。
我が家も3連休だったからなんとか終わらせられましたが・・。
二回目は凸凹したところを平坦にするように漆喰を壁に塗っていきます。
自分でできるのかが不安なら業者を使うと良い
こんな感じで我が家は自分達でやってみましたが、結構時間もかかるのでちょっとこれはうちでは無理かもと言う人は業者さんを使うのがいいと思います。
業者を使うメリット
業者さんを使うのならば漆喰でなくても色々な壁紙を選ぶことができ大きなメリットと言えます。
色から始まりデザインも好きなものを選ぶことができるでしょう。
漆喰でも綺麗に作り上げてくれ、手間もかからずメリットと言えます。
業者を使うデメリット
値段は自分たちが行ったよりも当然かかるでしょう。
また業者さんが当然出入りするので、他人が日中出入りするのは嫌だ、気になるという方はその辺もデメリットです。
まずは無料資料見積もりをしてみよう
我が家もリフォーム時にしてみればよかったなあと思っています。
簡単に無料で見積もりできるところがあるというのを知らなかったのです。
こういった無料で見積もりできるということを知っていれば一度検討をしてやってみてもよかったなと思います。
悩まれる方は、見積もりは無料なので、一度ぜひ見積もりをして、値段と合わせて比較検討することをおすすめします。
漆喰壁の出来上がりと必要なものは
漆喰壁を塗るために必要なものとは
壁の塗り替えをDIYリフォームするために我が家で用意したものは以下。
壁の塗り替え DIYリフォーム材料(漆喰壁)
- 漆喰の壁材
- こて
- マスキングテープ
- 養生テープ
- ブルーシート
壁のリフォームで家であるものでも可能なもの
- お玉(なくても慣れてくればこてでとれます)
- ビニール手袋、そしてこて版
こては以前1階の壁の塗り替え時に利用したものもありましたが、新しく仕上げ用のこてを買い足しました。
我が家はお玉とビニール手袋コテ版、の3つは家にあるもので事足りました。
コテ版は書きましたが、板や缶の蓋などで代用可能です。
リフォーム費用を抑えるためにもあるもので代用するというのもある意味、DIYリフォームの醍醐味のようにも思います。
まとめ
肝心の漆喰壁の出来上がりですが、自分たちとしては満足しています。
漆喰壁のひび割れも気になるほどはできておらずいい感じ。
子供が塗ったところは記念的に残したりもしています。
ただ、やはり、DIY好きの人におすすめできる作業量だと思います。
自信がないなという方は一度リフォームの見積もりを取り寄せることをおすすめします。
無料ですしね。
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床の張り替えDIYリフォームを自分たちで行った話
暮らしてわかったプチ田舎暮らしのメリット・デメリット
【実録!】中古物件購入時の注意点、メンテナンス費用とは|屋根リフォーム 費用など
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