我が家の子供はまだ未就学児ですが赤ちゃんではありません。
未だに雷を落とすようなことはありますが、そうは言ってもだいぶいろいろなことがわかってきているので乳児の頃とはだいぶ違います。
子供が小さいときはとにかく細かく調べるのも大変。
我が家は子供が乳児の時に台風での被災もしました。
3月11日は東日本大震災があった日です。
災害の多い日本。
普通の人でもそうですが、弱い者を抱えた人間は災害に備えておくに越したことはありません。
というわけで今回は地震の際に乳児のために必要なもの、必要な知識をまとめました
まず災害のために乳児のいる家庭が日頃からできることは
あった時に対応するのでは遅いのが災害です。
特に地震が多い日本。
赤ちゃんがいるお家は備えの知識もとても大切になってきます。
揺れが来た時の家の中の安全な場所、身を守る方法を知っておこう
まずは、避難グッズの前に揺れが来た時に赤ちゃんをどう守ればいいか。
これを知っておくことは重要です。
小さくても揺れるということがわかって動けるようになれば別ですが、赤ちゃんのうちは親が守らなければならないからです。
寝ている時であれば親が馬の形になり赤ちゃんの上に被さるようにするというのを我が家では行っていました。
もちろん机などに入れる時間があれば抱っこしてというのも安全だと思いますが、地震はとっさに起きるのでその時の判断が大切だと思います。
こどもと向かい合わせにして保護者のおなかあたりに子どもの頭をおき、保護者は子どものおしりを抱きかかえるようにからだを丸めます。子どもと自分の頭を守る姿勢を意識しましょう。
出典 地震から子どもを守る | 危機管理教育研究所
また普段からママと赤ちゃんの体が、しっかり守れるスペースを確保しておいた方がいいです。
特に小さい子供がいるお家は、歩くところにあまり口にできるものを置かないようにしたり、頭をぶつけないようにカバーをしたりと色々していると思います。
それと同様に地震が起きた際に、ガラスや鏡など割れやすいものから身を守れる場所を確認、確保しておくことが大切だと思います。
赤ちゃんと一緒に逃げる際のことを一度イメージしておく
避難場所は確認して知っておきましょう。
災害時はネットや電話がつながりにくくなります。
避難場所はきちんと前もって確認しておいた方がいいです。
また、赤ちゃんと避難する時、あまりお勧めできないのがベビーカーでの移動。
地震後の道路には瓦礫などが散乱していることがありベビーカーだと進めなくなったり、赤ちゃんが地面に近いため、細かいごみを吸い込んでしまう危険性があるからです。
そのため地震などの災害時の赤ちゃんの移動には抱っこ紐がいいとされています。
密着しないぶらさがる抱っこ紐はひどく揺れるから疲れ、急いでいる時には危ないことも多いので、密着するタイプがお勧めです。
首がすわってない赤ちゃんにも利用できる抱っこ紐があればそれが一番いいですが、ない場合は何で逃げればいいのでしょうか。
だっことおんぶの研究所ではこんなアイディアも発信されています。
首がすわらない赤ちゃんはバスタオルにくるんでトートバッグに入れます。赤ちゃんに対してバッグが深い(大きい)なら、嵩あげするために下にバスタオルやおむつをどんどん入れます。
緊急時なので赤ちゃんは顔だけだして呼吸していることが確認できるならどんな入り方でもとりあえず良いのです。
そのバッグを肩からさげ、一方の腕で抱えるようにして逃げて下さい。
出典 地震から赤ちゃんを守る|だっことおんぶの研究所-babywearingの効果
この後まとめてありますが、逃げる必要がある場合は荷物は最小限で。
ただでも子供を抱いたりして逃げますのでまずは転んだりしないよう不安定さがない歩ける範囲の荷物を考えましょう。
備蓄は落ち着いてからあとで取りに戻れば大丈夫です。
では避難する際には何をもって行った方がいいのでしょうか。
持ち出し用品はマザーズバッグの中身を揃えておくことで対応
赤ちゃんとの避難ではマザーバックに必要最小限のものを入れてき、災害時にはそれを持ち出しましょう。
備蓄は落ち着いてから取りに行けば大丈夫です。
マザーバックにまとまっていれば赤ちゃんとおでかけ時に被災したときもひと安心です。
私が普段マザーバックに入れていたのは以下でした。
おむつミルク
離乳食
抱っこひも
着替え(本当に小さい頃は2回分)
大小タオル(授乳ケープやおむつ替えの代用にも利用できる)
マルチクリップ
おしりふき
母子手帳
保険証
常備薬
スーパーレジ袋
ホイッスル
粉ミルクや離乳食が始まっている場合は子供が食べられる個包装のお菓子
私は実は授乳ケープ用に以下のものを持っていました。
これ一つあれば大きいタオルや膝掛けなどがケープに使えるのでとても便利です。
普段もそうですが赤ちゃんがいるととにかく荷物が多いので汎用できる工夫をするのがお勧めです。
赤ちゃんのための備蓄は何を準備しておくべき?
非常時には清潔な水が手に入らないことがあります。
赤ちゃんのミルク用の水は必ず備蓄しておきましょう。
普段母乳で育てている方も、災害時に母乳が出なくなる可能性もあるので少量でも準備しておくと安心です。
最近は溶かすタイプだけではなく缶のミルクも出ているので母乳で育てている方はそれらをおいておいたり、粉ミルクの少量タイプを購入して備蓄しておくと安心かもしれません。
本当に小さい頃は我が家では使い捨ての哺乳瓶も備蓄しておきました。
意外に哺乳瓶の衛生状態を保つのが難しく、実際に被災した際にミルクは届くものの、哺乳瓶は届かない(普通に考えるとあまり思いつかないとも思うので)大変だったという話も耳にしました。
衛生状態を保てるものを揃えておくか、または使い捨てを少し持っておくというのがおすすめです。
それらを考慮するとカセットコンロもあると便利だと思います。
非常時に火や電気が使えない際、ミルク用のお湯も沸かせますし、哺乳瓶の煮沸消毒などもできます。
我が家は子供が小さい時にカセットコンロは非常用として用意しましたがお鍋などでも利用しています。^^
離乳食が始まっている子であれば3日から5日分程度の離乳食を揃えておくことも必要ですが、我が家では大人も食べられるおかゆを購入して大人のものとセットにして備えました。
また、地震で乳児を連れて被災された方のお話などを読んでいると、入浴がとても大変だったとの記事を見かけます。
普段使っている子供にあったものを少し多めに持っておくと便利だと思います。
お尻ふきがあるとそのほか体もふけますし、サイズもなくほとんど無駄にはならないので子供が小さいうちは多少備蓄しておくことをお勧めします。
子供のお尻拭きがあれば最悪大人もそれで体を拭くことはできるので我が家では代用と考え、子供に合わせていました。
そのほか大人が使える除菌シートなども100円ショップで購入できるので購入しておくと水が出ない際に便利です。
またオムツもサイズアウトしやすいからとつい備蓄をあまりせずにおきますが東日本大震災の際にオムツはなくて困ったというお母さんが多かったと聞きます。
大きさを見ながら10日分くらいの備蓄はあった方がいいと思います。
そのほかあった方が赤ちゃんとの防災のためにあった方がいい備蓄品
バスタオル
普通にあるとは思いますが少し多めに。
布団代わりやおくるみの代用としても使えます。
使い捨てカイロ
防寒だけでなく、哺乳びんの水を包んで温めることも可能。(包んで服の中に入れれば、水を40℃くらいまで温められます。)
肌着など着替え
サイズアウトしたら交換するようにしましょう
レジ袋
下に記載した即席おむつカバーのほか、エプロンにも出来、用意しておくと便利です
小さいおもちゃ
おやつも少し常備しておくといいです
離乳食が始まっておやつを食べている子は少し多めに常備しておくといいです
赤ちゃんとの避難時、どうしても物資が足りなくなった時
どうしても物資がないということもあるかもしれません。
ただ、おすすめはできないので緊急時の知識として覚えておきましょう。
粉ミルクがない場合の対処法として、脱水症状の危険がある赤ちゃんに対し、重湯や砂糖水を飲ませる方法があります。しかし、あくまで緊急時のやむを得ない手段と心得て、これらを与える期間は出来るだけ少ない回数と理解してください
出典 災害時を乗り切る、代用グッズの作り方 | eSampo.com
重湯の作り方
必要なもの
米、水、米を煮るための火と鍋、スプーン、皿
米1の対し、水5~10の割合で火にかけ、おかゆができたら皿に移して冷ます。
これらから米粒を取り除いた、白濁した液体が重湯。
スプーンで少しずつ与える。
砂糖水の作り方
必要なもの
白湯100cc,砂糖5g,スプーン、カップ
100ccの白湯に5gの砂糖をだいたい5%くらいの濃度になるようにとかす
スプーンで少しずつ与える。与える量は1回につき20cc~40ccを目安に
オムツが足りなくなった時
古着でオムツの代わりになるものが出来ます。吸水性があり、乾きやすいフリースの生地はオムツに向いています。オムツの形に切り、上からカバーとしてレジ袋の持ち手と両脇を切って広げ、持ち手を結びます。
出典 赤ちゃんの防災メモ – NHK Eテレ すくすく子育て
余裕があったらおすすめの防災グッズとは
それ以外の防災グッズとして持っておくののおすすめの防災グッズはポータブル電源とソーラーパネルです。
最近人気で量販店で見るjackryのポータブル電源
我が家で使っているものは別のものですが、今の時代、電源がないと結構困るので1つ持っておくと安心です。
詳しくは半自給自足の基本、プチ発電を支える我が家のソーラーパネル・ポータブル電源(蓄電池)についてで紹介しているので気になる方はそちらをチェ
被災時、乳児のために必要になるもの、避難の際についてのまとめ
今回は赤ちゃんを中心として防災グッズなどについてまとめました。
普段の防災グッズについてはこちらにまとまっています。
防災のための備蓄を揃えたりするのは面倒です。
しかし一回揃えてしまうと数年に1度交換していけばいいだけなので便利です。
特に赤ちゃんはその時期だけなので一度揃えれば終わりです。
子育てをしていて、特に子供が小さい頃は緊急時のことまで頭がなかなか回らないですが大切な子供を守っていくためにぜひ一度見直して見てくださいね。
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